奨学生の広場

OB・OGからのメッセージ

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京都府立大学大学院 生命環境科学研究科
(2016~2017年度採用奨学生 男性)

私は修士課程の二年間、中董奨学会の奨学金をいただいていました。研究室に所属する前はバイトを掛け持ちして日々の生活費を捻出するとともに貯金を行っていました。研究室配属後は研究に専念するためバイトをやめ貯金を切り崩して生活していましたが、修士課程の生活のめどが立たず中董奨学会に応募することになりました。おかげさまでバイトを再開することなく研究に没頭し、多くの成果を残すことができました。奨学金をいただいていなければ今頃どうなっていたのか想像もつきません。心より感謝しております。四月からは念願だった研究者として、新素材の研究開発を行います。後輩の皆様に伝えたいことは色々な人と会話し視野を広げることです。私は研究で大きな壁に直面した際に、必要ないと考えていた人との会話を遮断し、一人で無駄な検討を繰り返していた経験があります。しかし、人には色々な考え方があり問題に対するアプローチは人によって異なります。一見困難に思える問題も色々な人とディスカッションを重ね、物の見方を少し変えれば簡単に解決できるかもしれません。私は人との何気ない会話から生まれた奇抜な発想で直面した壁を乗り越え大きな成果を残しました。一人で研究に没頭と聞くといい風に聞こえるかもしれませんが一人で思いつく発想には限界があります。どんな状況でも視野を広げることを忘れず、ゆとりを持ったアプローチで研究成果を生み出してください。

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首都大学東京大学院
(2016~2017年度採用奨学生 女性)

私は大学院博士前期課程の 2 年間、中董奨学会様の奨学金を頂きました。私の場合、大学院に入る直前、片親に多大な借金があることが発覚しました。両親は離婚、私は長女で私立大学に通う妹がいたため、家計のことを考え生活の目途が立たない状況で途方に暮れていました。一時は大学院進学を辞め、今すぐ就職活動をした方が良いのではないか、ということも考えました。暗いどん底に落とされたり、学内の課から心無い言葉を突き付けられたりしたこともありました。
しかしながら、大変ありがたいことに貴会の奨学生にしていただき、経済的にも、精神的にも助けていただきました。現実を見て真摯な姿勢で取り組めば、周りの先生やお友達・人生の先雖の支援を受けることができ、想像もつかなかった機会をつかむことも不可能ではないことが分かりました。私たち奨学生が頂いた奨学金は、中島様が稼がれた非常に大切な財産です。そちらをお受けできることは、本当に有難いことです。上記の私のケースは一例にすぎませんが、進みたい道があるとき、目指す目標があるとき、自分が見つけられる道を最大限に探しまくった結果、道を進むことができました。
時間は有限です。人生も有限です。学生生活も然りです。感謝の気持ちを忘れず、掴んだ機会・与えられた時間を存分に活用してください。

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岡山大学大学院
(2016~2017年度採用奨学生 男性)

私は博士後期課程の二年間にわたって当奨学会のお世話になりました。このページをご覧になっている皆さんはきっと、学業に専念したいのだけれど金銭的な事情に直面し、苦しい思いをされている方であるだろうと推察しています。私もそのような経験をした一人だから、その気持ちはよくわかります。
私の専門分野である数学の研究においては日々の継続的な思考が欠かすことができないため、博士前期課程に進学後、アルバイトをしながら研究にまとまった時間を割くことはなかなか難しいと感じておりました。心にゆとりのない状況ではよい研究成果を創出することはできません。そのような苦しい思いを抱えながら博士後期課程の入試を乗り切った頃、中董奨学会のHPを見つけました。すがるような思いで給付の申請をしたところ、ありがたいことに採用の運びとなり、今日の充実した研究生活に至るわけです。採用二年目には二度、研究のための海外渡航を経験しましたが、その際に貴奨学金の存在は本当に大きなものでした。また多くの研究集会に参加して専門家たちとの交流や発表を経験することができ、将来研究者として身を立てていく上で必要となる視野を獲得することができました。このHPをご覧になっている皆さんの中で私と同様の思いを抱えておられる方がもしおられますなら、どうか躊躇されずにこの奨学会の門を叩いてみてください。皆さんが奨学生として充実した生活を送り、立派に社会に羽ばたいていかれることを心より祈念しております。最後に、貴奨学会から二年間にわたる暖かいご支援を頂きましたことに深く感謝致します。

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山梨県立大学 国際政策学部
(2016~2017年度採用奨学生 女性)

私は学部生の2年間貴財団より奨学金をいただきました。母子家庭であり、また兄弟の進学が重なり、家庭からの仕送りはあまり望めず、給付型の奨学金はないかなと探していたところ、偶然貴財団のホームページにたどり着きました。3年生からは本格的にゼミで卒業論文の指導も始まったり、4年生になって就職活動をする際にはそれまでのようにアルバイトをすることが難しくなるのではないかと思い、応募させていただきました。
貴財団から奨学金といただけたことにより、お金のことを心配することなく、勉学に励むことが出来ました。そのおかげで、総代に選んでいただいたり、優秀学生の一人として表彰していただいたりしました。
後輩の皆さんに伝えたいことはあきらめなければ道は開けるし、夢をかなえることもできるということです。ありきたりではありますが、私自身大学生活を通じ、改めてこのことを実感しました。
元奨学生としての誇りを忘れずにこれからは社会人として社会に貢献できるよう精進して参ります。本当にありがとうございました。

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宮崎大学大学院 農学研究科
(2017年度採用奨学生 男性)

私は修士課程の1年間、貴財団にお世話になりました。私の家庭は父が脳梗塞の後遺症のため右半身に障害があります。その為、働くことができず無職である為、私の家庭の収入は母の収入のみなので、私の生活費は自身のアルバイト代でまかなってきました。しかし、大学院で研究に専念する為には、アルバイトとの両立は困難ではないかと困っていたところ、貴財団の奨学生として認定していただきました。貴財団のおかげで、私は学部時代より一層研究に専念することができました。
私は大学院から研究内容が変わり、自分で調べて、ーから研究を進めてきました。大変な時期もありましたが、この経験は自分にとって大きな自信になりました。もし、貴財団からの奨学金の援助がなければ、研究に集中することができずに、途中で挫折していたかもしれません。
私が思うに、大学院の期間というのは限られていて、その中で結果を出し続けていく為には、綿密に計画を立てる必要があると思います。実験計画はもちろんのこと、実験がうまくいかなかった場合に、どう対処していくかを前もって計画しておくことで、その都度実験の軌道修正をすることができると思います。大学院の貴重な時間をアルバイトに費やすのではなく、研究の時間に費やすことができるのは、将来の自分にとって大きな財産になると私は考えています。
最後に後輩の皆さんへ、奨学生としての生活を通じて、皆さんがより大きな成長を遂げられることを祈っております。そして、中董奨学会の皆様には、温かいご援助を頂きありがとうございました。この場を借り御礼申し上げます。

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千葉大学 園芸学部
(2016~2017年度採用奨学生 女性)

大学時代は将来に向けた準備期間と言われますが、実際に私の周りでは、将来やりたいことを見つけられなかったという人が多くいました。自分の将来を自分で決めるというのは想像以上に困難なことのようです。
そんな中、私は大学生活を通してたくさんのやりたいことに出会うことができました。特に私にとって大きかったのは、研究です。私は植物の病気に関する研究をしています。この学問は問題解決型で、実際に畑で発生した病気に対して、その原因や特徴、防除法について考えるものです。研究はより良いものを目指す、つまり「プラスを増やす」というコンセプトでおこなわれるものが多い中、この分野は「マイナスを減らす」という、他と異なる目標を掲げています。私はそんな、理想を追うというよりも、困っている農家さんに寄り添う仕事をしたいと思うようになりました。
これまでの人生でも、楽しいと思うことにはいくつも出会ってきました。でも残念なことに、それを一生続けていきたいと思えるほどではありませんでした。研究に対する私の熱意は研究室に配属された2年前以降、日に日に大きくなっています。経済的なことを気にせず研究に打ち込むことができたのは、奨学金をいただけたからです。
奨学生の皆様はぜひ、自分が自信をもって好きだといえるものを見つけてください。好きになるには努力が必要です。努力なしで好きになれるものは趣味だと私は思います。努力や苦労を乗り越えた先で、好きだと思えることに出会える学生生活を皆さんが送れるよう、願っています。

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東北大学大学院 文学研究科
(2016~2017年度採用奨学生 男性)

私は修士課程の2年間、中董奨学会の奨学生としてご支援をいただきました。
社会科学系の大学院への進学は母子家庭という事情から諦めかけていたのですが、所属する大学が授業料の免除を行っていること、中董奨学会のような給付型奨学金があることを踏まえて母と話し合い進学する決心をしました。
奨学金は主に研究のためのコンピュータの購入や書籍、学会、就職活動等への旅費等、主に大きくお金が動くものに充てました。特に就職活動では東京への移動や宿泊費の負担が大きいのでかねてより懸念していましたが、奨学金のおかげで負担が軽減され非常に助かりました。
また「支援を受けて自分がやりたい研究ができている」という実感は、学業へ真剣に取り組むための原動力となりましたうまくいかないことも多く苦労はしましたが、それでも途中で投げ出さずに最後までやりきることができました。
中董奨学会は学部・研究科の壁を越えた給付型奨学金支援を行っている数少ない財団の一つです。経済的な理由で文科系・社会科学系の大学院への進学を悩んでいる人は、こうした支援を行っている団体を知ってほしいと考えます。自分のやりたいことが自分のどうすることもできない理由でできないことは本当につらいことですが、中董奨学会のように手を差し伸べてくれる存在を信じてください。

広島大学大学院 生物圏科学研究科
(2015~2016年度採用奨学生 女性)

私は修士課程の2年間、貴財団にお世話になりました。私の家庭は母子家庭で、兄弟は年が離れているため互いに金銭的援助がありません。そのため私が中学生のときから高校まではずっと母と2人で支え合って暮らしてきました。
私は大学進学で一人暮らしを始め、生活費を自身のアルバイト代でまかなってきました。しかし大学院進学と同時に、アルバイトをする時間がないことに気づき困っていたところ、貴財団に応募し奨学生として認定していただきました。貴財団のおかげで、私は学部時代より一層 学業に励むことができました。
学会に何度も参加できたのも大変勉強になりました。学会は交通費や参加費などにお金がかかります。研究室からはそれらの費用を全額出してもらうことはできなかったので、貴財団から頂いた奨学金を使わせていただきました。本当に感謝しております。
また就職活動では、なかなか内定がもらえなかった私に、毎月温かい言葉をかけていただきました。ありがとうございます。毎月のやり取りは私にとって、新しいことに興味を抱き、温かい気持ちになる時間でした。貴財団には本当にお世話になりました。
これから社会人として新生活が始まりますが、奨学生であったことを誇りとして日々精進していきます。
後輩の皆さんに伝えたいこと
毎月アルバイトで3万円稼ぐためには、どれぐらいの時間と労力が必要ですか?
あなたは幸運ながら、毎月3万円を自ら稼ぐことなくいただくことができます。感謝を忘れないで、学業に勤しんでほしいです。あなたが思い残すことなく卒業できることを願います。

熊本大学大学院 自然科学研究科
(2016年度採用奨学生 男性)

このページをご覧のみなさまは、なんらかの理由で奨学金をお受けしたいと考えている方々かと思います。家庭の事情で金銭的に苦しかったり、学業に専念する為アルバイトをする時間がなかったり、理由は様々でしょう。
私の場合は特に後者でした。大学院に入学し研究を続ける中で、アルバイトをしながら学問を極めることは非常に難しいと分かりました。経済的に苦しいこともあり、毎日アルバイトをしながら研究を行う日々でした。お金にも、心にも余裕がありませんでした。これではもちろん成果は出ません。そこで、JASSO奨学金と併用しながら、貴財団の奨学金をいただこうと希望し、採用が決定しました。
アルバイトを全て辞め、奨学金のみでの生活が始まりました。圧倒的に自由になった時聞は、心の余裕につながりました。そして、JASSO の奨学金に加えて3万円の奨学金をいただけたことは、金銭的な余裕へとつながりました。お金の余裕は心の余裕です。さらにおおきな心の余裕ができました。3万円があるかないかで、心の余裕が全く違います。毎月残高を気にして精神をすり減らす生活は、学問を行う上では毒でしかありません。こうして私は経済的にも、精神的にも安定して研究を続けることができました。
結果として私は博士課程への進学が決定し、学術振興会特別研究員 (DC1) への採用や、JASSO奨学金の返還免除、専攻科長賞の受賞などを受けました。努力し、成果をあげる人には、応援してくださる方や支援をしてくださる方が必ず現れます。一方で、支援を受けたからには、それ以上の社会貢献を行う義務があると私は考えます。みなさま、ここで頂いたお金で一生懸命努力し、得た知識やスキルで何倍もの社会貢献をしましょう。私も頑 張ります。

東海大学大学院 理学研究科
(2015~2016年度採用奨学生 女性)

修士課程の2年間、貴財団の奨学金を頂いておりました。私は母子家庭で育ち、学部生の頃から複数の奨学金を借り、アルバイトを複数掛け持ちしなければ修学が困難な状況でした。大学院へ進学するにあたり貴財団の奨学金を知り、奨学生に採用していただけたことで、アルバイト に充てる時間を減らすことができ、大学院生活での経済的な不安を最小限に抑えることができました。また、毎月 SNSを通じて暖かいメッセージを頂き、事務局の皆様と直接お会いすることができたのはとても嬉しかったです。
「化学」という学問の中でも私は材料系の研究室に所属していたことから、学部4年生を含めたこの3年聞はひたすら研究に打ち込みました。大学院へ進学してからは10件以上の学会発表や、修士2年生の夏にはある学会でポスター賞を頂くことができ、非常に充実した研究生活を過ごすことができました。
借越ながら後輩の皆様へお伝えしたいことは、経済的な理由だけで自分の進路を狭めないでほしいということです。学部時代の複数の同期や後輩達は、大学院へ進学できる能力があり、本人も進学を希望していたのにも関わらず、経済的な理由で大学院への進学を諦めざるを得ませんでした。それぞれ家庭の事情は異なり、単純に解決できる問題ではないのですが、私は学費などの学生時代にかかる出費は将来の自分への投資だと考えています。私はこの奨学金を頂けたことで 大学院へ進学することができ、希望していた企業へ技術職として就職することができました。経済的な理由だけで進路を狭めてしまうのは本当にもったいないことです。奨学金や成績優秀者への学費免除など、自分の将来のために様々な可能性にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
最後になりましたが、貴財団の奨学金および事務局の皆様にはこの2年間本当にお世話になりました。社会人になってからは、学生時代に学んだことを少しでも社会に還元できるようにこれからも努力し続けたいと思います。本当にありがとうございました。

北海道大学
(2015~2016年度採用奨学生 男性)

文系の博士課程進学者として、後輩の皆さま、特に修士課程で博士課程進学を考えているような方に向けて正直な文章を書こうと思います。
博士課程の進学は、どう言い繕うとも、やはり勧められません。研究はなかなか進まず、 周りの人間の進捗状況にはプレッシャーを受けます。研究会に出席すれば、そこで行われる学部や院のゼミとは比べものにならない高度な議論にショックを受けるでしょう。
経済的には全く楽なことはありません。心・体を壊している人は結構います。定時はありませんが、生活の全てが研究をする、あるいはせざるをえない時間となります。さらに、今後ますます進む少子化を考えたとき、研究職(主に大学教員)ははっきり言って衰退する業界の職種なのです。  しかし、それでもなお、学問に身を捧げる勇気があるならば、是非飛び込んでみてください。不安も後悔も自分の中に押し込んで、ただ一つのことに邁進するというのは、それほど悪くないものですよ。

大阪市立大学大学院
(2015~2016年度採用奨学生 男性)

私は大学院修士課程の2年間、中董奨学会奨学生として奨学支援を頂きました。
給付頂いた奨学金は、学会員の登録費・学会発表など対外的な研究の遠征費用、そして教材や研究室の公費ではなかなかすぐに購入できなかった機器・消耗品を個人購入するための資金として活用させて頂きました。
奨学金の給付を受けることができたことで、金銭的な負担が軽減されたことの他に、大学院での研究への意欲が高まるという「良いこと」がありました。奨学金の給付を受けるということは、将来社会的に活躍できる人材の卵として、奨学会に関わる多くの方の期待も受けていることになります。「奨学金を貰っている以上は頑張らねば」と、勉学・研究へのやる気が高まり、より積極的に活動できたと感じています.
裏を返せば、奨学支援を受ける後輩奨学生の皆さんには、奨学会からの期待に応えられるような頑張りをしてほしいという思いがあります。たくさんの仲間や学者の先生と関わることができる大学・大学院での生活は、多くの方を大きく成長させることでしょう。それに加えて、奨学生としての生活を通じて、皆さんがより大きな成長を遂げられることを祈っております。

東京農工大学 農学部
(2015~2016年度採用奨学生 女性)

学部生の2年間、貴奨学会より奨学金をいただいていました。
私の家は母子家庭で裕福とは言えない家計でしたが「乾燥地など、生活するのに困難な地域で人々が持続的に生活できる技術を開発したい」という目標のために母は私が遠方の大学に進学することを応援してくれて、3年次編入で現在の大学に進学しました。
親元を離れての生活は、家庭の家計にかかる生活費や家賃がこれまでの倍になり、母への負担が増えるばかりでした。しかし他分野からの編入学で、本来4年間で履修する専門科目を2年間で履修することに加え、卒業研究の実験にも追われる日々が続いたため、アルバイトも十分にできる状態ではありませんでした。
そのような経済状況で、貴奨学会からのご支援は大変ありがたいもので、私は学業に集中でき、研究では学会発表や様々な研究会への参加を通じて視野を大きく広げることができました。今後もこの2年間で培った経験や知識を持ってさらに大学院で研究を続けていきます。
後輩のみなさんには、まず貴奨学会のような団体があること、ご支援いただけることに対して感謝の心を忘れず持ち続けてほしいと思います。学生生活の中でご自身の目標に全力で打ち込んでいると、思い通りに物事が進まないことでやる気が削がれてしまうことがあります。私はありました。そんな時には応援してくれている母や貴奨学会のことを思い出すことで、またやる気を取り戻していました。そしてその思いは私の専門分野で社会に貢献することで還元していきたいと考えています。
改めまして、貴奨学会より2年間の温かいご支援を頂き、本当にありがとうございました。

宮崎大学
(2016年度採用奨学生 男性)

私は大学4年時の1年間、貴財団より奨学金を頂きました。頂いたことで、バイト等に時間を使うことなく、大学生活の締めくくりである 1年間を卒論研究や学会発表、就職活動に専念することが出来ました。中董奨学会を申し込んだ理由は、2016 年に起こった熊本地震の影響のため、実家の農業が思うように行えず、また実家も半壊と普段の生活を行うことも出来ない状況に陥ったためです。幸い家族は無事でした。
この天災のため、生活基盤が崩れ、一時は大学を辞めようかと考えたこともありました。しかし、学生生活支援課に行った際に偶然知ったのが、この貴財団でした。4 年時という中途半端な時期でしたが、ーか八かで応募させてもらい幸いお世話になることが出来ました。この奨学会では、毎月一回担当者の方からメールが届きます。メールには、実家の状況の心配やご声援の様なコメント等を頂き毎月のメールが励みとなりました。
これから奨学会に入る皆さんに伝えられることは、どんなに困難な直面に会おうとも誰かが手を差し伸べてくれていることを知っておくということです。また、差し伸べられている手を自分で探し出すことです。周りには沢山の手が差し伸べられています。そして、ご支援いただいている人たちに報いるように精一杯自分の生活を充実させることが大切です。それは、勉強だけではありません。私も、この期待に応えられるように頑張ってきました。ぜひ学生生活を楽しんでください。
中董奨学会の皆様には、温かいご援助を頂きありがとうございました。この場を借り御礼申し上げます。これからの人生でも困難があることと思いますが、精一杯頑張っていきたいと思います。